青中NEWS
事故防止及び感染予防のお願い
昨日、5月7日(木)に東京都江戸川区において、中学校1年生の生徒が車にひき逃げされ死亡するという痛ましい事故が発生いたしました。本来なら学校でも、直接生徒に交通事故防止に関する指導を行いたいところでございます。しかしながら臨時休業中のため、ご家庭での交通安全に関するご指導をよろしくお願い申し上げます。
また、公園等においてマスクをせず数人で集まり、ランニングをしたり大きな声をあげたりしている生徒がいるとの情報が入ってきております。一人くらいとか、自分は大丈夫という気持ちが感染につながってしまうこともあります。周囲への配慮についてのご指導もよろしくお願い申し上げます。
臨時休業が続きますが、笑顔あふれる学校再開に向けて、ご理解とご協力をお願いいたします。
『希望』~笑顔あふれる学校を目指して~ 青中広報5月号
新緑の季節を迎えようとしているのに、臨時休業が続いています。子供たちは、どれだけ学校に行きたいのか、子供たちのいない学校がどれだけ寂しいか、子供たちの前に立てない教員がどれだけ元気がないのか、学校という生活の基礎・基本を学ぶ場所の閉鎖に戸惑いを感じ続けています。 誰もいない3年生の廊下には、6月に行くはずだった修学旅行事前学習の掲示物が貼られています。なんとか、行かせてあげたいという思いは強くあるものの、こればかりはなんとも仕方がありません。とにかく今は、国民一人一人が外出を自粛し、健康管理に気を付け、一日も早い学校再開を願うばかりです。中学生も立派な国民ですから、しっかりと責任を自覚し、危機意識を持って行動してほしいです。一番危険なのは、自分一人くらいなら大丈夫とか、この位なら平気といった気の緩みです。先日の新聞記事にウィルスは体に「病気」をもたらすだけでなく、見えないことから「不安や恐れ」も人に伝染させ、感染者らに「偏見や差別」を生じさせているとありました。現在、誰もが感染者、濃厚接触者になりうる状況にあるのに、感染者や濃厚接触者とその家族、ましてや命がけで治療にあたっている医療従事者とその家族への偏見や差別が生じていることなど、断じて許されるべきものではありません。この「偏見や差別」は、今後学校が再開した時に、心配することの一つです。なぜなら、「偏見や差別」を恐れ、子供たちが体調が悪くても休むことができなくなるからです。すると、万一感染していた場合、感染が拡大しかねません。同時に、親にも黙ってしまうと、別の病があれば進行しかねません。こんな時こそ、道徳で心を磨いてきた青中生には、「全校で絶対に偏見や差別は許さない」と胸を張って言って欲しいものです。また、長期間の家庭での生活は、様々な問題が発生しているのではないかと心配があります。今の時期、全ての国民が何かしらのストレスと戦い続けているのは事実です。そんな時、子供同士、あるいは、親子でのちょっとしたことがトラブルにつながるかもしれません。何か心配事がありましたら、学校へご相談ください。また、「さわやか相談室」も開室し相談員もカウンセラーもおりますので、ご相談ください。さわやか相談室の開室時間は、学校のホームページでご確認ください。新型コロナウイルスは、社会に多くの波紋を投げかけました。経済や社会構造、医療や危機管理体制ばかりではなく、学校も同じです。第一に、現在学校休業中に生じる諸問題の解決に全力で取り組みます。そして、再開後は、通常の学校生活へ子供たちが一日でも早く戻れるよう頑張ります。 特に、家庭学習によって学ぶべき内容がしっかりと身に付いたか、定着の程度もしっかり把握していきます。子供たちは部活動もやりたいでしょうが、放課後の時間を補習学習に充てることも考えています。併せて、心の面も含めて生徒への対応も丁寧に時間を掛けて行っていきます。今回問題になったICTを活用した授業の一層の推進や学校の行事の内容の見直し、危機管理体制と併せた保護者との連絡体制の在り方も解決しなくてはなりません。再開後の話になりますが、学校としても保護者・地域の皆様の 声に耳を傾けながら、今後大きく変えていきたいと思います。最後になりましたが、青中生には、「目に見えない壁だって越えられる。自分に負けるな。」と伝えています。たとえ長期戦になっても、必ず学校に笑顔は戻ります。今年度の青中キーワードは、「希望」です。希望があれば、何でもできるはずです。頑張ります。
校長 川鍋 岳人
本日の校庭開放状況
本日4/30の校庭開放は35名の生徒が参加し、それぞれ元気に体を動かしていました。
成長期の大切な時期です、計画的に適度な運動を行うことはとても重要です。
5月7日以降も校庭開放を続けていく予定です。平日9:00~11:00が原則となりますが、詳細は後日お知らせいたします。
*運動の際は3密を避け、マスクを着用、前後の手洗いうがい等の感染予防を徹底してください。
*公園等を利用する場合、小さな子供が遊んでいたり、ボール使用不可などのルールがあったりします。
安全に、ルール・マナーを守って利用しましょう。
*自宅周辺では周囲の状況に気を付けて、安全を確認して運動しましょう。
臨時休業の期間延長について
このたび、埼玉県知事、埼玉県教育委員会から期間延長について要請がありました。本市におきましても、子供たちの健康・安全を第一に考え、臨時休業措置期間を以下のとおり延長することとなりました。
1 臨時休業実施期間 5月7日(木)~5月31日(日) 期間延長
2 今後の予定について
6月 1日(月) 始業式 (※新1年生は臨時休業日)
6月 2日(火) 入学式
6月 3日(水) 給食開始
学校再開の予定につきましては、以上の通りでございますが、今後の感染状況により臨時休業期間が変更されることもございます。また、休業中の課題や、入学式の詳細予定等は学校ホームページ、保護者緊急メールにてお伝えする予定です。
保護者の皆様におかれましては、子供たちの生命と健康を何よりも優先した判断であることをご理解いただき、ご協力をお願い申し上げます。
詳しくは保護者向け通知文をご覧ください
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令和2年度 第74回入学式について
令和2年度の入学式につきましては、予定どおり学校が再開となった場合は、以下とおり執り行います。
なお、本校においては、2回に分けて実施いたしますので、何卒御理解と御協力をお願いいたします。
1 出席者
・新入学児童(生徒)と教職員、及び保護者(会場内各家庭1名まで)の出席で実施いたします。
※ 出席者は、マスク着用にご協力ください。
2 開始日時 5月8日(金)新入生につきましては、5月7日(木)は臨時休業日といたします。
午後1時30分~ (1年1組~1年3組及び8組)
午後3時 ~ (1年4組~1年7組)
※当日、1年1組~1年3組及び8組は 午後1時までに登校ください。
1年4組~1年7組は 午後2時30分までに登校してください。
3 場 所 体育館
※今後の新型コロナウイルス感染状況及び国や県の要請等により変更が予想されます。その場合、改めて日程等について、学校のホームページ等でお知らせいたします。
詳細は保護者あて通知文をダウンロードし、ご確認ください。
『川口・おうちDEスタディー』応援サイト
体罰によらない子育てのために
文部科学省より、厚労省HPの紹介がありましたのでご活用ください
なお、今までご紹介した学習支援サイト等のアドレスをホームメニューのリンクにまとめましたのでこちらもご活用ください。
さわやか相談室の開室日程変更のお知らせ
職員の在宅勤務に伴い、臨時休業中のさわやか相談室の開室日程を以下のように変更いたします。
4月22日(水)、24日(金)、28日(火)、5月1日(金)
時間はすべて10:00~12:00に開室します。
24日はスクールカウンセラー来校日です。
来室の際は事前にご連絡ください。048(253)1383【直通】
保護者の皆様へ
街では早くもハナミズキの花が咲き誇る季節となりました。例年ならば新入生を迎え、学校が一番活気のある時期ですが、今年度は全く異なった新年度のスタートとなりました。子供たちのいない学校は寂しく、4月8日に子供たちが登校し、久しぶりに会えた時の先生方の顔は本当に生き生きとし、子供たちも友達と会えた嬉しさを全身で表していました。やはり、子供がいて、先生がいてこそ本当の学校なんだと改めて感じました。その際、2・3年生には校庭で学年ごとに校長からの講話も行いました。私も、久しぶりに直接話ができ少し気持ちも落ち着きました。
その後、休業は延長されましたが、私は校舎内を毎日巡視しています。ある日、誰もいないはずの校舎の中から、人の声が聞こえてきました。声は、教員の声でした。今教員は、学校の再開の準備をしています。これまでは、子供たちと一緒にやっていた準備を教員だけで行っています。何冊もの教材を運んで一人一人の机に並べたり、再開に向けて準備しています。
その中で、気になっているのが、子供たちに係る三つのことです。保護者の皆様も同様ではないでしょうか。一つ目は、学習についてです。二つ目は、健康管理についてです。三つ目は、生活のリズムについてです。気になっているこの三つの点は、どれが一番といったものではなく、全て大切で同時にお互いが関係しているものでもあります。
まず、一つ目の学習についてです。3月の学習内容については、以前学校だよりで説明させていただきました。本校では、期末テストも終わり、学習すべき内容については、終わっています。不足の部分は、プリント等の家庭学習を通して実施しました。次に、4月以降についてです。始業式・入学式から例年では、1週間程度学年内授業が行われています。各種健康診断や学級内の係を決めたり、授業では、一年間の進め方などガイダンス的要素を含んだものです。現在、この期間の学習課題として、復習を中心とした課題が出されています。本校では、正式な時間割の実施を当初4月23日からと予定していました。今後、連休明けに学校が再開された場合、川口市では、7月の終わりと8月の終わりの計2週間、授業を行うと計画していますので、授業はギリギリの状態です。ただし、長期戦になって5月8日以降も休校が続くと、家庭学習の方法を変えて対応していきます。中学校では、一週間に9教科の授業を29コマ実施しています。そこで、29コマ分の一週間の課題を教科ごとに出し、家庭学習計画を立てさせ実施させます。その後、登校日または、課題定出日を設けて提出し、新たな課題を渡すという方法です。しかし、評価という課題は残ります。現在、埼玉県教育委員会は、家庭学習を「小テストを学校で実施するなど、客観的な方法で学習状況を把握した場合」学習評価へ反映させてよいとの通知を出しています。川口市として登校日が可能になれば、本校としては前回同様に感染防止の策を十分に取り、学年別登校日を設定し、小テストの実施も視野に入れて評価に対応していきます。特に、入試のある3年生にとっては、重要な問題です。
次に、二つ目の健康管理についてです。4月8日にも子供たちに直接呼びかけましたが、休業中は、不要・不急の外出をしないこと、三つの密を避けること、健康管理(うがい・手洗い・検温)を徹底することです。再開後も同様です。学校としても、特に給食の時間の感染防止策を徹底すべく準備しています。例えば、全ての教員が付いての手洗い・準備、時間差により密を避ける、食事中以外のマスクの着用等の指示です。保護者の皆様にも、毎日の検温と子供の体調が悪いと感じた時は、登校を控える(欠席になりません)などご協力ください。また、現在校庭解放も実施中です。運動不足やストレス解消に密を避け活用していただきたいと思います。
三つ目は、子供たちの生活のリズムや日々の生活についてです。起床時間や就寝時間、食事の栄養などです。子供たちには、「自分に負けるな、スマホに負けるな、ゲームに負けるな」と呼びかけていますが、実際心配です。現在、個別の面談や家庭への電話連絡で対応しています。今後は、学習課題と同様に、日々の確認チェック表を作成するなど対応を考えてまいります。その際には、保護者の皆様にもご協力をお願いします。また、なにか相談ごとがある場合には、学校に連絡いただきたいと思います。併せて、さわやか相談室も開室しておりますので、ご利用ください。おな、開室時間については、本校のホームページでご確認ください。
大変長くなりましたが、一日でも早く学校が再開されることを願っています。同時に、子供たちにも伝えましたが、改めて、当たり前の日々のありがたさを実感し、何気なく過ごしてきた日々を反省し、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
校長 川鍋 岳人
校庭開放中止のお知らせ
本日4月20日は悪天候のため校庭の開放を中止いたします。